熊本・阿蘇大地震→やっぱり「川内」「伊方」「玄海」原発は危ない! [ネットビジネス]
こんばんは~ 篠原です。
まだまだ余震が続いています。
避難されている人たちは本当に過酷な生活を
強いられていて大変と思います。
心からお見舞い申し上げます。
国内で唯一稼働中の「川内原発」
そこから、わずか50メートルしか離れていない
海岸にある、再稼働抗議テントで継続的に
寝泊りを続けている野村昌平さんは、熊本地震
を振り返って、「ここに来てから、一番大きな
揺れでした」と振り返ります。
その時、震源地から約120キロ離れた
薩摩川内市の震度は4でした。
九州電力によると、「原発に影響はなかった」
ということですが、大きな揺れがあったことは
確かなようです。
マグニチュード7.3・6.5で最大震度7
という巨大地震をもたらした2つの地震は
益城町や熊本市のすぐ近くを通る、全長60キロの
布田川断層が横ずれしたものとみられています。
政府の調査で、最大マグニチュード7が起きる
可能性があると推定されていました。
断層の長さにあった地震規模ではなく一部が
ズレたと解釈でき、もし断層全体が動いたら・・
その時は、川内原発にも影響を与えるような
規模の地震になったといわれています。
断層のごく一部が動いただけで、震度7が起きた
今回の地震は、裏を返せば、断層全体がズレる
ことを見込んだ、今までの地震想定を覆した
ことになります。
そして、今後も頻繁に大地震が起きる可能性が
あるということです。
さらに今回の地震で注目するのは、日奈久断層が
日本最大級の断層系である中央構造線の端にある
ということです。
中央構造線
長野県の諏訪湖から紀伊半島と四国の北側を
通り熊本に抜けています。
浜岡原発や伊方原発の近くを通っていて、特に
伊方原発からは、5~8キロ程度しか離れて
いないのです。
地震地質学の岡村真氏が
大地震に備えて、原発の耐震強度をさらに強める
べきだと警笛を鳴らしています。
「中央構造線の断層で地震が起きたら8メートル
位の横ズレが起きてもおかしくない」
現実に目を向けると、原子炉の耐震設計の基準
となる基準値振動は実際に起きた地震の大きさに
伴っていないのです。
その上に、万が一原発事故が起きたときの住民
の避難経路も不十分です。
伊方原発も川内原発も山と海に挟まれた道が
塞がれたら、逃げ場がないのです。
船で北九州に避難する計画になっていますが、
津波がきたら港は使えず、住民は被爆して
しまいます。
地震・火山国の日本には、活断層が2000個
不明なものも合わせると6000個あると
いわれています。
読んで頂きありがとうございます。
失礼いたします。 篠原香代
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